今回の水害は平成2年をはるかに上回る水でびっくりしました。
13日の1時30分ころから雨音がひどくなり始めてはいたのですが朝の5時には、作業場の裏にあるカボス園が川のようになり、作業場横の水路は氾濫して川の状態になっていました。
6時過ぎには作業場横の山が崩落して土砂と共に3トンくらいの岩が落ちてきました。
もう手の着けようがありません。
『成るようにしかならん』そんな気持ちで、下を流れる玉来川を見に行きました。
今まで見たことも無い光景が目の前に広がっていました。
平成2年の災害で残っていた2件の家が跡形も無く流れていました。
朝の6時30分がピークでした、ゴーゴーと音をたてて流れる濁流には流木が次から次へ流れてきます、中にはドラム缶や大きなゴミが一緒に来ます。
川沿いに植えていたソメイヨシノの桜の木は跡形も無く流れてしまいました。
9時頃には水も大分収まり状況が見えてきました。
集落に続く道路が全部寸断され、電気は停電、電話も不通、水も出ないことが判明。
当地は未だに携帯電話は圏外の状態で、いよいよ外との情報がとれなく孤立してしまいました。
集落の中央を通る市道の横に電柱が連なって立っているのですが1本は折れてしまい、もう一本は傾いています。この電柱に流木が山のように引っかかり市道を寸断していたため奥にある3件の家はいよいよ遮断されました。
みんなが歩いてぞろぞろと公民館の前に集まります “何してんすごかったなー” みんなが口々にします。
仕事の合間に書いています。
今からまた災害復旧に出ます。
続きは明日にでも時間があれば書きます。
途中で止めてすみません。