さて、続きですが、道路の寸断で外に出ることができなくなりました。
土砂が山のように積もり人の力で撤去できる状態ではありません。
空を見ればヘリコプターが次々に来て旋回しながら戻って行きます。
取材された情報は全国放送で流れていたようですが、こちらは電気・電話・ケーブルテレビもすべて寸断されていたため全く情報がありません。
午後2時くらいに自衛隊のヘリコプターが低空飛行で部落の上を旋回していました。
そのころ市役所の職員が何とか歩いてきましたが手のつけようがないためもう少し頑張ってくださいとのこと。
こちらとしては、とにかくどれか1本だけでも道を開けてくれとお願いをしました。
夕方になりバタバタと大きな音がして自衛隊のヘリコプターが流されてしまった田んぼに降りてきました。
今までで初めてヘリコプターが部落に降りたものですから、みんなビックリです。とにかく迷彩色の大きなヘリコプターですから孫は大喜びで見に行きました。
孤立集落ということで救援物資が届いたのです。
水におにぎり・パンなどですがありがたかったですね。
翌日の夕方までに1本だけ道が開きました。
さてこれからが大変です。電力会社・電話関係・ケーブルテレビ・県の河川課・市の道路管理課・竹田ダム建設事務所などが現地調査に来だしたため道路は車だらけ。
夕方電気は応急処置で何とかきました。
自然の力には、なすすべもありませんが昭和57年・平成2年・今回と災害に遭い、そのたびに重労働を強いられます。
川のそばに家があるからしょうがないのですが疲れますね。
早くダムができてほしいものです。
最後に励ましのお言葉をいただきました皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
頑張ります。